結婚相談所を検討するときに、成婚率は一番気になるところですよね。
せっかくお金を払って結婚相談所に入会するのに、成婚できる確率が低いと意味がないように思えます。
結婚相談所の成婚率が低いのには5つの理由があり、それを知ることであなたの成婚の可能性は上げられます。
しかも、結婚相談所が提示している成婚率にはカラクリがあるので、この記事を読んで注意点をしっかり理解してくださいね。
ぜひ、成婚率について正しく知り、安心して婚活に励みましょう。
結婚相談所の成婚率が低い理由は5つ
結婚相談所の成婚率が低い理由には、以下の5つが考えられます。 ポイント
私は約2年半、結婚相談所でお世話になりましたが、上記のすべてにおいて納得がいきます。
結婚相談所には色んなタイプの人が入会するため、すべての人がスムーズに婚活を進められるわけではありません。
ここから詳しく説明するので、ぜひ今後の婚活の参考にしてください。
活動していない人もいる
結婚相談所は入会すれば誰でも結婚できる場所ではなく、成婚するには本人の行動力とやる気が必要です。
入会して安心してしまうタイプや、ほとんど活動しないまま何年も会費だけを払っている人も少なくありません。
そういうケースは、いつまでたっても相手を見つけられないため、成婚率を下げる原因のひとつとなります。
ミスマッチがおきやすい
せっかくお金を払って婚活するなら、好条件の相手を選びたいと思うのは男女とも一緒。
一例ですが、男性はより若い女性を、女性はより高年収の男性を求める傾向にあり、高望みの場合が多いといえます。
活動を進めるうちに本当に自分に合った相手を見極められるようになれば成婚できますが、いつまでも理想と現実の区別がつかない場合、成婚どころかお見合いにさえ進めません。
結婚相談所の選択ミス
結婚相談所は多くの種類があり、それぞれ特徴が違います。
自分に合った結婚相談所、または相性の良い仲人・コーディネーターを選択しなければ、なかなか成婚には結びつきません。
特に、サポートレベルは相談所によってまちまちなため、入会前にしっかりと自分に必要なサポートを把握し、無料相談会等でフォローしてもらえるかを確認しておきましょう。
諦めるのが早い
結婚相談所では結婚に前向きな男女が出会うため、スムーズに進めば数カ月で結婚が決まる場合もあります。
しかしながら、出会いのタイミングは人それぞれ。
それまでは失敗の連続であり、傷つくことも多々あります。
それを乗り越えられずに早々に諦めてしまう人も多いため、成婚以外の退会数も増え、成婚率が上がらない原因のひとつとなります。
ジャッジが厳しい
結婚相談所でお金を払って婚活をしていると、自分が選ぶ立場にあると思いがち。
ついつい厳しい目で相手をジャッジしてしまい、どんどん場数だけ増えてしまいます。
仲人や担当のアドバイスを聞いて謙虚に活動を進められない限り、成婚には結びつきません。
結婚相談所の成婚率が低い理由は気にしなくて良い
結婚相談所の低い成婚率を見てしまうと、入会しても結婚できないかもと心配になりますよね。
経済産業省の調査によると、結婚相談所での女性の成婚率は平均で約10%とされています。
その他にも、結婚相談所がそれぞれ謳っている成婚率は10%とはいいませんが、決して高くはありません。
高額を支払うのに、結婚できる確率がこんなにも低いのは不安に感じるでしょう。
しかしながら、結婚相談所の成婚率は婚活をするうえであまり重要ではありません。
なぜなら、結婚相談所によって成婚の定義はまちまちであり、算出方法も一律ではないからです。
参考:経済産業省委託調査「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究 資料編 P.27」
-
【経験者が暴露】結婚相談所はやめとけはウソ!向いてない人の特徴も解説
続きを見る
成婚の定義は結婚相談所によって違う
例えば、成婚の定義は相談所によって以下の通り複数のパターンがあります。 ポイント
成婚率のカラクリは算出方法で見破る
どこの結婚相談所も、成婚率を高く見せたいのは当然です。
結婚相談所が採用している成婚率の計算式は、一部ではありますが以下の通り複数あります。 ポイント
このように、成婚の定義や成婚率の算出方法についての決まりはないため、結婚相談所が提示している成婚率や、成婚率が低い理由について検討しても意味がありません。
それよりも重要視する必要があるのは、このまま何もしない場合と婚活をした場合で結婚の確率がどの程度あがるか、という点ではないでしょうか?
アラフォー女性が5年後に結婚できる確率は1~4%
令和2年の国勢調査によると、5年前と比較した未婚率は、以下の表の通り当時35歳から39歳の女性で約4%、40歳から44歳になると約1%しか減少していません。
西暦 | 和暦 | 性別 | 年代 | 未婚率 |
2015年 | 平成27年 | 女性 | 35~39歳 | 25.5% |
2015年 | 平成27年 | 女性 | 40~44歳 | 20.5% |
2020年 | 令和2年 | 女性 | 40~44歳 | 21.3% |
2020年 | 令和2年 | 女性 | 45~49歳 | 19.2% |
もちろん、全員に結婚願望があるわけではないですが、結婚したいと思っていても実際に結婚できている人はとても少ないことが想定できます。
確かに、私自身も実際に婚活を始めるまで10年間彼氏は0。
普段の生活では結婚に結び付きそうな出会いはまったくありませんでした。
しかしながら、少人数でも確実に結婚できている人がいるのも確かです。
ではどうすれば、この少人数に入れるのでしょうか。
経済産業省や国内の大手婚活サービス協力のもと、調査された結果がとても興味深い内容でした。
婚活サービスを利用した約6割は交際・結婚につながっている
「平成 29 年度結婚情報サービス業調査に関する報告書」によると、アプリや婚活パーティー、結婚相談所等の婚活サービスを利用した人のうち、約6割は交際・結婚につながっています。
その中でも、図122の「サービス利用経験者の現在の結婚・交際状況」を見ると、データマッチング型大手結婚相談所利用者の結婚している割合が高いことがわかります。
引用:Discussion Paper Series A No.687 平成 29 年度 結婚情報サービス業調査に関する報告書P69,71
私も大手のデータマッチング型結婚相談所に入会しましたが、良質な出会いの多さには驚きました。
自分の希望で相手をデータ検索できるので、効率的に婚活が進められます。
-
【2024年12月最新】ゼクシィ縁結びエージェントの入会金が無料になる方法!今なら初月会費も0円
続きを見る
結婚相談所の成婚率が低い理由は気にせず婚活に励もう
結婚相談所を検討していると、どうしても成婚率が気になってしまうのは当然のこと。
しかしながら、成婚の定義や成婚率の算出方法がまちまちである以上、あまり気にする必要はありません。
どこの結婚相談所でも、結婚できる人はサクッと短期間で成婚退会していきます。
それよりも、何もしないままだと結婚できる確率が低い以上、少しでも確率をあげるために行動することが重要です。
成婚率の低さを気にして躊躇している時間が、何よりももったいないですよね。
結婚相談所はあくまでも結婚相手を探すためのツールと捉え、自分に適したサポートのある結婚相談所を探すことに重点を置くのをおすすめします。
もちろん、担当者との相性も大切なため、必ず無料相談会に足を運び、雰囲気を確かめてくださいね。
自分が楽しく婚活を進められて、モチベーションを維持できる結婚相談所を見つけるのが結婚への一番の近道です。