結婚を真剣に考え結婚相談所で婚活をしようと考えても、ヤバい男性がいたらと思うと不安ですよね。
結論から言うと、結婚相談所にもヤバい男性は一定数います。
しかし、結婚相談所では入会前に面談もあるため、ヤバい男性は一部に限られており、一般社会と比較して多いわけではないといえます。
この記事では、39歳で結婚相談に入会し婚活を始めた私が、その経験をもとにヤバい男性の見分け方や対策を紹介します。
この記事でわかること
【体験談】結婚相談所にいたヤバい男性エピソード3選
私は結婚相談所に2年半在籍し、多くの男性とお見合いをしてきました。
その中で、本当にヤバいと感じた男性はそんなに多くはありません。
なぜなら、私が入会した結婚相談所は、入会前に2回ほど面談をしないと申し込みができないから。
そのため、あまりにもヤバい男性は入会前に断られる可能性が非常に高いのです。
とはいえ、ヤバい男性と遭遇しなかったわけではありません。
私が実際にお見合いをしたヤバい男性は、以下の3パターンです。
ポイント
- ストーカー体質の男性
- マナー違反な男性
- シャイすぎる男性
ストーカー体質の男性
40代後半の研究職の男性。
男性からの申し込みでお見合いが成立しました。
正直、見た目は全くタイプではありませんでしたが、当時少し流行していた「枯れおじ」タイプで特にイヤな部分はなかったため、とりあえずお見合い後の返事をOKに。
ところが、まさかの男性の方から断られ、私の方が振られたのです。
本来ならそこで関係が終了するのが決まりなのですが、すぐに相談所から連絡があり、男性がお断りを撤回したいと言っているが仮交際に進みますか?と言われます。
私としては、一度断ったのに撤回するという行為は受け入れがたかったため、今度は私がお断りしました。
すると、そこから男性は私に執着を始めます。
男性は私の連絡先を知らないため、相談所宛てに私への手紙やポエムを送るようになっていったのです。
行動はエスカレートしていき、仕事が休みの度に相談所の担当に電話をしたり、面会に来たりと一方的な気持ちを持て余しているようでした。
たった一度しか会っていない相手に、ここまで執着をする男性は恐怖でしかありません。
一度会っただけでは男性の本性を見極めることはできなかったので、相談所を経由した出会いで良かったと心から思っています。
これがマッチングアプリで出会った男性で、個人情報を知られていたらと思うとゾッとします。
マナー違反な男性
40代後半の自営業の男性。
私が在籍していた相談所では、コネクトシップという複数の結婚相談所間でお見合いの申し込みができるプラットフォームが利用できます。
男性はそこから申し込みをしてくれた他社の相談所会員でした。
この男性は待ち合わせも上手くいかず、今思えば時間通りに来ていたかも怪しいと思います。
どこの結婚相談所かははっきりわからないのですが、コネクトシップは大手だけではなく、オンライン等の比較的ゆるめの相談所も加盟しているため、会員の質にバラつきがあります。
相手の男性は私が在籍していた相談所の男性たちと雰囲気が違い、あまり印象は良くありませんでした。
しかも、この男性はお見合いの後に飲みに行こうと誘ってきたのです。
もちろん断りましたが、そのためにタクシーで来たのに!と不満げに言われました。
結婚相談所のルールでは、お見合いは30分〜1時間のお茶を基本として決められています。
すぐに相談所に報告しました。
シャイすぎる男性
40代半ばの技術職の男性。
この男性もコネクトシップの他社会員です。
私からの申し込みでお見合いが成立、仮交際に進みました。
職場も男性が多いとのことであまり女性には慣れていないようでしたが、デートにイタリアンのお店を選び、予約もしてくれました。
気になったのは待ち合わせの時です。
お見合いの時はスーツでしたが、2回目の時は私服での待ち合わせだったため、人が多い待ち合わせ場所で探せるか不安な状況に。
もしかして?と思った男性がいたのですが、携帯ばかり見てまったく顔を上げません。
角度を変えながら行ったり来たりして男性の顔を見ようとしたのですが、やはり顔を上げないので最終的に人違いを覚悟で私から話しかけました。
その後も、やたらとキャバ嬢が好きではないとか、キャバクラに行った時の話題が多く、不審に感じました。
今思えば、逆にキャバ嬢が好きだったのだと思います。
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結婚相談所にいるヤバい男性の特徴は7つ
私が結婚相談所で婚活をしていた経験上、ヤバい男性の特徴は以下の7つといえます。
ポイント
- やる気がない
- 高望み
- ルールを守らない
- デリカシーがない
- 上から目線
- 奥手
- 写真と別人
ひとつずつ、特徴を詳しく説明していきますね。
やる気がない
婚活が長期化していたり、上手くいっておらずモチベーションが下がっていたりと、婚活に対して前向きになれていないケースです。
やる気がない男性ともお見合いが成立する場合がありますが、行動に積極性を感じられない場合に深追いは禁物。
時間の無駄になってしまいます。
高望み
自分のスペックは棚に上げ、女性に多くを求めすぎている男性は一定数存在します。
特に顕著なのは年齢。
40代や50代の男性であっても、34歳位以下の女性を希望するケースが非常に多い傾向にあります。
他にも、家事スキルや容姿、自分の両親の介護目的等、自分の好みや都合で相手を選ぼうとする男性も少なからずいるのが現実です。
ルールを守らない
婚活には、結婚相談所ごとにルールが存在します。
例えば、お見合いの際に個人情報を聞き出さない、婚活の進捗を聞かない等です。
たいていの場合は担当のコーディネーターや仲人から注意をされているはずですが、一部ルールを無視した行動を取る男性もいます。
デリカシーがない
まだ知り合って浅い状態にもかかわらず、プライベートな質問をしたり、踏み込みすぎた話題を振ってきたりとデリカシーに欠ける男性がいます。
狭い店内でのお見合いなのに、周りを気にせずに大きな声で質問されてしまうと恥ずかしいですよね。
悪気がない場合も多いのですが、女性にとっては不愉快に感じてしまうでしょう。
上から目線
なぜか男性側が選ぶ側に立っていると思い込んでいるケースも多々あります。
条件面を質問攻めにしたり、希望を押し付けてきたりと面接のようなお見合いになってしまう場合がそれです。
その他、男性だから、年上だからとリードしようとして裏目に出てしまい、上から目線になってしまうタイプもいます。
奥手
女性に慣れておらず、すべてが空回りしてしまう男性も相談所には少なくありません。
お店選びや会話がスムーズにできないため、頼りない印象を女性に与えます。
若い男性であれば仕方がないと思えても、大人の男性の場合は努力不足と感じられます。
写真と別人
マッチングアプリには多い事例ですが、結婚相談所のレベルによっては存在するケースです。
一般的な相談所であれば、写真のチェックがあったり、プロによる撮影が料金に含まれていたりとあまり心配はいりません。
しかしながら、オンラインの結婚相談所等は面談もなく、写真も自由に決められる場合も少なくないため、昔の写真や奇跡の一枚を使う男性もいるのです。
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結婚相談所にいるヤバい男性を見分けるポイントは3つ
結婚相談所では、基本的に実際に会うまでヤバい男性を見分ける方法はありません。
なぜなら、相談所ではお見合い当日まで本人同士の連絡は取れないのが基本だから。
入会時にコーディネーターや仲人からプロフィールの添削をされるため、そこから人間性を判断するのも難しいでしょう。
すなわち、ヤバい男性を見分けるためには、お見合いの会話等でしっかり判断する必要があります。
以下の項目は、ヤバい男性を見分けるポイントとして有効です。
ポイント
- 仕事についての考え方
- 家族との関係性
- 他人への態度
仕事についての考え方
仕事についての質問は、男性の人間性が非常に出やすい部分です。
例えば、上司や同僚についての愚痴や、会社への不平不満が極端に多い場合は要注意。
まだ信頼関係ができていない相手にネガティブなことばかり話すのは、客観的に自分を見られていない証拠です。
家族との関係性
家族との関係性からも、男性の本質を判断しやすいといえます。
家族への態度や言動は、結婚後の女性、すなわち妻に対する態度として想像できますよね。
特に母親との関係性や両親の夫婦関係は、結婚後の家庭像に直結しやすいでしょう。
家族の話題の中から、モラハラ気質がないかどうかを見分けるのも重要です。
他人への態度
友人との関係性やお見合いの場での振る舞いからも、男性の人間性を見極められます。
店員への態度はもちろん、友人を貶めて自分を優位に見せようとしないか、そもそも友人と呼べる相手がいるか等もしっかり会話の中から判断しましょう。
他にも、あなただから優しいのか、女性になら平等に優しいのか等も重要な判断材料になります。
結婚相談所にいるヤバい男性の対策3選
婚活をしていると、ヤバい男性に遭遇してしまうことは残念ながらあります。
しかしながら、結婚相談所にいるヤバい男性は以下の方法で対策が可能です。
ポイント
- 個人情報は明かさない
- よく観察する
- 少しの違和感でも大事にする
出会いのチャンスを減らさずにできる対策でもあるので、参考にしてくださいね。
個人情報は明かさない
私が在籍していた結婚相談所では、仮交際に進んで初めて相手の連絡先が開示される仕組みになっていました。
そのため、お見合いの段階ではお互いに下の名前しかわからず、お見合いでお断りした場合は個人でやり取りもできないようになっていました。
しかしながら、お見合いの時に勤務先や自宅の場所がわかるような会話をしてしまうと相手に覚えられてしまう可能性があります。
仮交際に進んだ場合であっても、信頼できるようになるまでは不用意に個人情報を明かさない方が安心です。
よく観察する
お見合いやデートでは緊張してしまい、会話の内容や相手の行動を全部覚えられない状態であるのも無理はありません。
しかしながら、実際に会っている時の言動から相手の人間性を見抜くしか方法がないのは事実です。
できるだけ客観的に相手を観察し、デートの後は忘れないうちに会話の内容等をメモしておくのをおすすめします。
少しの違和感でも大事にする
その時はよくわからなくても、何か違和感があった場合はその感覚を大事にしましょう。
ひとりで判断ができないと思う時は、相談所の担当コーディネーターや仲人に相談してみるのも対処法としておすすめ。
結婚相談所の利点は、女性が安心して婚活に臨める点です。
遠慮せずに周囲を頼って、効率的に婚活を進めることを第一に考えてくださいね。
結婚相談所にいるヤバい男性を避けて結婚まで進もう
残念ながら、結婚相談所にはヤバい男性が一定数いるのは確かです。
しかしながら、それは結婚相談所に限った話ではなく、他の出会いでも同様といえます。
むしろ、ちゃんとした結婚相談所であれば事前に面談があるため、ある程度は守られると考えられるでしょう。
もしもお見合い相手がヤバい男性だったとしても、間に相談所が入ってくれるため、自分だけで対処する必要はありません。
何度も言うようですが、ヤバい男性はどこにでもいます。
重要なのは、安心して婚活に集中できる環境や、いざという時に相談できる場所を作っておくこと。
特に婚活に慣れていない場合は、プロがアドバイスをしてくれる結婚相談所が女性にはおすすめです。
未来の自分の幸せのためにも、ヤバい男性を過度に恐れず、婚活に励んでくださいね。