婚活相手と会っていても、全然好きになれず、会うのさえ面倒になる。
そんなことの繰り返しで、本当に結婚できるのか不安になりますよね。
この記事では、実際にアラフォーで婚活を始め、2年半後に結婚した経験をもとに婚活相手を好きになれない理由や考え方、対処法について解説します。
この記事でわかること
婚活で好きになれない相手と会うのが面倒なのは女性の共通の悩み
婚活していてもなかなか好きになれる人はいないし、そんな相手とデートをするのは苦痛に感じる時も多いですよね。
私の経験上でいうならば婚活はそれが普通であり、悩む必要はありません。
女性は好きになるのに時間がかかる傾向にあるため、数回会っただけの男性を好きになれる方が稀なのです。
その上、アラフォー・40代女性は恋愛が久しぶりだったり、そもそも恋愛の仕方を忘れていたりと自分の気持ちに自信が持てない人も少なくないでしょう。
しかしながら、実際に婚活で結婚相手を探している女性も多くいるのは事実です。
私自身もその一人。
もちろん、好きになれない相手とのデートに悩んだ経験も多々あります。
実は婚活相手を好きになれない理由ははっきりしており、その対処法や考え方を客観的に知ることで乗り越えられます。
婚活で好きになれない相手と会うのが面倒な2つの理由
婚活で好きになれない相手と会うのが面倒に感じてしまう理由には、以下の2つが考えられます。
ポイント
- 答えを出すのが早すぎる
- 理想の相手ではない
せっかくのチャンスを無駄にしてしまわないように、適切に判断する必要があります。
答えを出すのが早すぎる
生理的に受け付けない等の理由がない限り、相手を知らない初期段階で答えを出してしまうのは早すぎます。
恋愛特有のときめきがなかったとしても、恋愛感情に繋がらないとは言い切れないのが婚活。
まずは自己開示をして自分のことを知ってもらい、相手のことも知る努力をしてみると気持ちの変化があるかもしれません。
理想の相手ではない
容姿や求める条件が自分の理想とは違った場合は、デートのモチベーションが下がるのも無理はありません。
しかしながら、多くの男性と会ってもなかなか理想の相手と出会えないのであれば、その理想を一度考え直す必要があります。
そもそも自分の理想の相手が世間的に妥当な基準かどうか、理想の相手と自分が釣り合っているのかどうか等を客観的に見直さないと、いくら時間をかけても結婚はできないままでしょう。
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婚活で好きになれない相手と会うのが面倒な時にすることは段階で違う
婚活で好きになれない時にやるべきことは、段階によって異なります。
今後好きになる可能性があるか否か、交際を進めるうえで抵抗を感じないかを判断するため意識的に行動する必要があります。
ポイント
- 初期段階0~2回目まで
- 3回目以降
何度も言うようですが、生理的に無理な人は初回で判断してもOKです。
初期段階0~2回目まで
初対面から2回目のデートくらいまでは、以下のようにシチュエーションを変えるのがおすすめ。
- お茶
- ランチやディナー
- お出かけ
時間帯やシチュエーションを変えてデートをすると、お互いに新しい一面を見られ、限られた時間で多くの情報を得られます。
デートの際は相手を知り、自分を知ってもらうのを最重要目的にしてみましょう。
もちろん、お互いが楽しめるように努力するのも忘れないでくださいね。
3回目以降
3回目以降のデートでは、結婚に向けた交際について答えを出す段階です。
結婚生活の理想や条件についてのすり合わせをし、彼の気持ちを確認します。
もしも彼から交際の打診がないようであれば、あなたからさり気なく確認してみてくださいね。
前項でおすすめしたように、いろいろなシチュエーションを試しても交際する気が進まないのなら、今後好きになる可能性は低いと考えられるでしょう。
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【体験談】婚活で好きになれない相手と会い続けた結果
私は39歳で結婚相談所に入会し、婚活を始めました。
その初期段階でお見合いを申し込んでくれた男性と、私は仮交際を数ヶ月続けておきながら結果的に好きになれず、相手を振り回した経験があります。
その時の私の心情や反省点をまとめたので、婚活で相手を好きになれずに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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お見合いの印象
当時、私は39歳でしたが、お見合いの申し込みは40代半ば以降の男性からがほとんど。
しかしながら、この男性(Tさんとします)は40代前半、見た目は小柄でとても若々しい印象でした。
年収は私の希望より低かったのですが、他のお見合い相手のおじさん具合と比較して断トツでビジュアルが良かったため、仮交際に進みました。
性格は大人しく、会話が途中で途切れることもありましたが、初回だったこともあり気にしませんでした。
デート
お見合いの場所は街中でしたが、地元が近かったため、デートは近場がほとんどでした。
Tさんは車で迎えに来てくれて、いつも車から降りて私をニコニコしながら待っていてくれます。
その行動から私への気持ちが感じ取れ、いつしか私も彼の気持ちに応えたいと思うようになったのです。
しかしながら、Tさんとは仕事の休みが合わず、次のデートまでの間隔が空いてしまい、どうしても気持ちが盛り上がらない点が悩みでした。
気持ち
デートの回数は少ないものの、仮交際の期間は長くなっていき、デートで遠出もするようになりました。
相変わらずTさんからの好意は感じますが、つねに距離感は一定のままで、私の気持ちは盛り上がりません。
今思えば、デートの間隔が空いてしまうのが原因ではなく、根本的にタイプが合わなかったのでしょう。
その証拠に、会話のリズムやノリが合わず、あまりデートが楽しいとは思えませんでした。
それどころか、水族館やショッピング等、デートで一緒にいる時間が長くなっていくにつれ、少しずつTさんに対して違和感を持つようになります。
同じころ、Tさんから真剣交際に進みたいと告白されました。
悩んだ末に、真剣交際に進みたいと思えずお断りをしたのですが、ここで私は大きな失敗をしてしまいます。
(寂しい……)
なんと、何度もデートをしてしまったが故にTさんに対して情がわいてしまい、仮交際終了を撤回してしまいました。
こうして、Tさんを振り回しながら仮交際を延長することになったのです。
気になる点
Tさんに感じた気になる点は、後に交際をお断りする理由となりました。
気になる点は以下の2つです。
- 子供っぽい
- 金銭感覚が合わない
他にも、デートの最中にいろいろなものに対して安い、高いと金額で判断するところ、持ち込み禁止の映画館へペットボトルを持ち込もうとするところにケチな印象を持つように。
そのうち、Tさんと一緒にいるのが恥ずかしいとさえ感じるようになりました。
決断のきっかけ
Tさんといくらデートを重ねても好きにはなれない、それどころか恥ずかしいと感じるようになった私は、今後のことを悩み始めます。
今後、Tさんよりも自分のことを気に入ってくれる人が現れるのか、これは私のわがままなのか、Tさん自身の人間性が悪いわけでもなく、私自身も結婚に焦っていたため判断ができなくなっていました。
そんな時、相談所の担当コーディネーターとの面談があり、Tさんについて気持ちの確認がありました。
私はTさんに対する気になっている点を素直に話し、悩んでいることを伝えたところ、コーディネーターさんが私に言ったのです。
「Tさんのそういう部分をかわいいとは思えなかったんですね。」
「ちなみさんには、他に良い人がいると思います。」
ここで私の目が覚め、Tさんとの仮交際を終了する決断に至ったのです。
反省点
婚活を始める前、私はしばらく恋愛から遠ざかっていました。
そのため、自分の気持ちにも鈍感になっていたのだと思います。
(嫌いではないし、好きになれるかも。)
(髪の毛もあって、太っていない男性は貴重。)
当時の私は相手のことを頭で考え、気持ちは置いてけぼりになっていました。
結果的にTさんを傷つけ、大切な時間を奪ってしまったことを今では反省しています。
あの時、一回一回のデートに目的を持ち、本音でTさんと話しをしていれば、もっと早く自分の気持ちに気がつけたでしょう。
しかしながら、同じような悩みを持つ女性も少なくないのが大人の婚活です。
自分のことはなかなか客観的に見られないもの。
あのタイミングで担当コーディネーターに相談し、背中を押してもらえて本当に良かったと思います。
もしもひとりで悩んでいたら、気がつくのがもっと遅くなっていたかもしれません。
夫の時との比較
私が婚活を始めて1年半くらい経った頃、現在の結婚相手と知り合いました。
当時はそのまた1年後に結婚するとは思っていませんでしたが、Tさんとの交際とは以下のように明確な違いがあったと感じています。
- 悩まなかった
- デートが楽しみ
- 好かれたい
結婚相手に対しても、この時点ではTさんと同様に明確な恋愛感情は感じていませんでしたが、不思議と自然に関係は続いていきました。
まだ正式な交際に発展する前の段階からデートが楽しみであり、準備も万端にしていた記憶があります。
今思えば、相手に好かれたいという気持ちがあったのでしょう。
婚活で好きになれない相手と会うのが面倒なら他の選択肢を増やす
婚活で相手を好きになれず、会うのも面倒だと思ってしまうようなら、他に選択肢を増やすのが有効です。
ポイント
- 出会いの数を増やす
- 出会いの場を増やす
ここからは私が実践した方法を詳しく説明していきますね。
出会いの数を増やす
なかなか好きな相手が見つからない理由のひとつに、出会いの数が足りていない場合があります。
特に、私は昔から好きな人ができにくいタイプだったため、もっと多くの男性と出会う必要があると考えたのです。
私の場合は、一か月に20人の男性と会う目標を立て、3ヶ月以内に交際相手を決める計画を立てました。
実際に、いろんな人と会う度に自分の理想も固まり、同じタイミングでの出会いばかりのため比較がしやすい環境になりました。
出会いの場を増やす
婚活を始めた当初は結婚相談所のみでの婚活に絞っていましたが、お見合いの数が落ち着いたタイミングで他の婚活サービスも検討し始めます。
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- 婚活アプリ
- 婚活パーティー
- 結婚相談所
結婚は縁とタイミングが重要。
どこに自分と合う男性がいるかわからないので、出会いの場を広げるのが大切です。
しかしながら、婚活では結婚願望がある男性だけを見極める必要があります。
確実に独身で結婚願望のある男性しかいない相談所以外は補助的に、かつ短期集中での利用をおすすめします。
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婚活で好きになれない相手と会うのが面倒な時こそチャンス
婚活を頑張っていても、婚活相手をなかなか好きになれずに悩んでしまうのはよくあるケースです。
会うのさえ面倒で、楽しくもないデートに貴重な休日を使っていると、何のために婚活しているのかわからなくなっていくのも無理はありません。
しかしながら、多くの女性が婚活を休んだり、やめてしまったりするこのポイントこそ、次のステージに進むチャンスです。
まずは、今の婚活方法を見直し、相手を好きになれない理由をはっきりさせてみましょう。
そのうえで、出会いの数や場所を増やし、好きになれる人を見つけてくださいね。
迷った時に相談できる人を作っておくのも、婚活では重要なポイント。
無駄な時間を使わないためにも、プロから客観的なアドバイスをもらえる環境を用意しておくのをおすすめします。
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